◆それぞれの立場に立った治療
当治療室では、皆様の心身の状態についてお話し頂き、ご自身の身体にとって最適な治療を共に考え提案させて頂きます。
心身ともに安心して受けられる医療を目指し、皆様の「快適な毎日が過ごしたい」「元気になりたい」という思いの実現をお手伝いさせて頂ければ幸いです。
◆心と身体のサポート
心身の不調は 日々の生活の中で「新たなストレス」となります。 「いつ元気に、良くなるだろうか」「この辛い思いを周囲は理解してくれない」「健康な人をみると羨ましくなってしまう」 こんな気持ちが湧いてくるのは当然のことです。孤立感にさいなまれることもあるかと思います。
周囲の人からの心無い言葉に更に傷けられることもあるでしょう。そのような皆様の気持ちを少しでも共有、理解するすることが出来るように心がけながら、 そして、皆様が抱えている思いを気兼ねなく話せるような場でありたいと思っています。
◆気持ちの共有
患者様同志の交流会、セミナー、ブログ、ツイッターなどを通して、当院を訪れる方々、HPを訪れる方々など、様々な症状に悩む者同士の交流を行なっています。同じような悩みを持つ者同士だからこそ、支え・励ましあったりできることもあるのではないでしょうか。
鍼灸治療院と言っても、何も鍼や灸をすることだけが治療ではありません。様々な角度から治療を受ける皆様の症状や病気、 生活環境などの改善をサポートさせて頂きます。
◆女性のライフステージと共に
この世に生を受けてから旅立つまで、女性が生きていくには様々な岐路や選択肢があります。 私たちは、それぞれの女性のライフステージの中で起こる心身トラブルに対して鍼灸治療でサポートしていきたいと思っています。
ですから当治療室では、特定の疾患や症状に関して「○○専門」という分野を掲げ、来院する患者様の年齢や層を敢えて制限していません。
そのような考えのもとでは、基本的に疾患を特定することなく、すべての疾患に対しての治療アプローチは可能であり、特定の疾患を標榜する意味はありません。
パクス・テルレーナ治療室は東洋医学の特性を十二分に発揮して、オールマイティーに女性の心身トラブルの改善に取り組んでいます。
そして、何歳になっても、何か身体の悩みが出たら相談できる、「あそこに行けば解決してくれるだろう」という、女性と子どもの様々なライフステージと共に歩む治療院でありたいと思っています。
◆医療・健康情報の提供
皆様が快適な毎日を過ごすために役に立つ情報や講演会、当治療室主催のセミナーや交流会など、その都度HPやブログ(パクス徒然日記)、ツイッター、院内掲示にてお知らせしていきます。
◆様々な立場の人が通える場所に
当治療室には女性の患者様だけでなく、小児の患者様も数多く通われています。また、お子様を連れて来院される女性患者様もいらっしゃいます。
それぞれの患者様が、安心して気兼ねなく治療を受けて頂くために、施術室はプライバシーが守られるような作りになっています。また、お子様向けのキッズスペースも設置しています。
その他、よりプライバシーを重視される方で他の患者様(小児の患者様を含む)と会わない時間帯や方法を希望される方は別途ご相談ください。
◆男性のご家族もご利用頂けます。
当治療室は女性と子どものための鍼灸専門治療室ですが、女性患者様のパートナーの方、お父様など男性のご家族やご友人も通って頂ける治療室(紹介制)でもあります。
女性が健康であるためには、周りの方が健やかで笑顔で過ごせることも重要だと思うからです。
◆人と人とが繋がり、寄添い合えるように
左イラストはパクス・テルレーナ治療室のロゴマークです。母と子、夫婦、恋人同士、兄弟、姉妹、友人同士など誰かと誰かが温かく寄り添っているイメージです。
人と人とが、思いやり、繋がり、寄り添い合える社会を。そして、パクスもそんな温かい安心感を得られる場所となりたい・・・という思いがロゴに入っています。ロゴはPAXという文字にもなっています。
◆健康で安全な社会を目指して
一人ひとりの健康が守られ、保たれる社会を私たちの健康が維持されることと、社会的問題は、切っても切り離せません。
例えば、現在多くの方々が、過酷な労働条件による職場でのストレスによって心身の不調に悩まされています。酷い場合は、過労死・過労自殺という経緯をたどることも少なくありません。
このような問題は、まずは、当事者が体調を回復することが重要なことではありますが、
「体調不良は労働条件や環境とは関係ない」
「病気になるのは個人の問題」
「健康管理がなっていないせいだ」
などと国や企業、周囲の人びとが、労働環境との因果関係や当然あるであろう個人の体力差などを軽視してきた結果でもあります。このような状況下において、病気になった者は、治るどころか、何度も何度も傷つけられてしまいます。
ある一人の健康を考えるだけでなく、同じような健康被害を他にも出さないために何ができるのか。当治療室は個々人の健康とその健康が保たれるための社会とは何かを常に考えながら歩んでいきたいと思っています。
◆放射能に脅かされない社会と身体を
2011年3月11日以降、私たちの生活は一変してしまいました。福島第一原発の事故により、放射性物質の汚染の中で暮らしていく不安な日々が始まりました。
本院のある横浜でも、安全な食材を求める日々、子どもたちや自分たちの健康被害を抑えようと情報収集する日々、地震の度に怯える日々など様々な不安を抱える日々が続いています。避難、移住を決断するご家庭もあります。
当治療室に来院なさっている子どもたちの保護者の方、妊婦さん、妊娠を望まれている方など、患者様たちからの不安の声も多くお伺いします。
このような体験を通し、生活や暮らし、人生までもが奪われてしまう原発(核というもの)は私たちの生活に必要なものではないことを改めて深く実感しています。
人びとの健康維持や病の回復をお手伝いしている治療院として、一人ひとりの根底からその健康を妨げる原発には絶対に賛成できません。当治療室は原発(核)のない社会を望んでいます。
◆パクス・テルレーナの意味
パクス・テルレーナ(pax terrena)とは、ラテン語で「地上の平和」という意味です。
少々、仰々しい名前だとお思いかもしれませんが、治療室を訪れる方々の様々な不調の改善や健康維持をサポートすることで、皆さまの「心と体の平和」を保つお手伝いができればという思いからこの名前としました。
『pax terrena』という言葉自体は、副院長・湯浅の大学時代の恩師の大学時代の恩師(弓削達氏)に提案していただきました。